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新法・旧法どれだけ違う?
誌上でシミュレーション! |
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移民を申請するといっても、やはり自分1人ですべて行うのには少し不安があるという人もいるだろう。そんな時頼りになるのが、弁護士やコンサルタントといった専門家の存在。つまり、プロに申請のお手伝いをしてもらうという方法だ。ここではコンサルタントに頼む場合の仕組みについてご紹介しよう。
(取材協力:Can-Achieve Consultants Ltd. 渡部美奈子氏)
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Aさんのプロフィール
31歳の独身男性。日本の4年制大学を卒業後、カナダで1年間のワーキングホリデーを経験する。その後、日本の大学院で農学修士号を取得し、農業関係の出版社でライターとして5年間勤務。アメリカとカナダへの語学留学の経験もあり、英語はかなり堪能。
新法で申請した場合
学歴25点、語学力16点、職業経験21点、年齢10点、カナダでの1年間の就労経験5点で合計77点。新法で要求されている学歴・経験・語学力の3要素のすべてにおいて高得点を獲得した。さらに、カナダでのワーキングホリデーの経験がポイントに加算され、合格点をクリア。「IELTS」でも「話す・聞く・読む・書く・全体」の各項目で高スコアを獲得し、見事合格。
旧法で申請した場合
ジャーナリストとして申請。年齢10点、学歴16点、ETF(*)15点、職種3点、職業経験6点、語学力9点、人口統計要素8点と、面接までで67点を獲得。面接での適応性についても、高得点を獲得できると予想され、合格点の70点をクリア。しかし、大学で学んだのがジャーナリズム関連でなかったことが大きなネックとなる。「大学の専攻分野と同じ分野での職業である」というカバーレターをつけてみるが、不合格となる。
(*)ETF(Educational&Training Factor)…旧法で用いられていた評価基準。その職種に対してどのくらいの学歴とトレーニング期間を要するかなどで評価される。職種によってあらかじめポイントが決められている。
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Bさんのプロフィール
25歳の独身女性。日本で2年間の旅行関係の専門学校を卒業後、旅行会社に4年間勤務。カナダでの就学・就労経験はないものの、カナダ人と結婚しすでに移民となっている姉がいる。英語力は話すことと聞くことは、仕事上では困らない。
新法で申請した場合
学歴20点、語学力12点、職業経験19点、年齢10点、カナダに家族がいるため5点で、合計66点。「IELTS」では高スコアを獲得したものの、ポイントが合格点の75点に満たないうえに、旧法での申請職種である「トラベル・カウンセラー」がNOCの新しいリストに載っていない。その時点で申請は不可能なのだが、様々なカバーレターをつけて申請してみる。しかし結果はやはり不合格。
旧法で申請した場合
「トラベル・カウンセラー」として申請。年齢10点、学歴13点、ETF15点、職種1点、職業経験6点、語学力7点、人口統計要素8点、カナダに家族がいるため5点と、面接までで65点を獲得。面接での適応性についても、その英語力とカナダに近親者がいることなどから、少なくとも7〜8点は獲得できると予想され、合格点の70点をクリア。面接はあったものの15分程度と短く、その場で合格を言い渡される。
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IELTS傾向と対策
法改正に伴い、申請者の「読む」「聞く」「書く」「話す」能力を測るためにオフィシャルランゲージテストとして導入されたのが、この「IELTS」。旧法よりも高くなった語学力審査のハードルをどうクリアするか。ここでは、ハイスコアを記録するための効果的な学習法をご紹介しよう。
IELTSに強い学校に聞く
IETLS対策コースを設けるQGI CollegeのDavid、James両先生と日本人カウンセラー真理さんにお話を聞いた。
QGI College
住 138 E Cordova St. Vancouver
(3月より3F-1070 W Broadwayに移転予定)
電 604-688-8783
独特な出題形式に慣れ、時事問題にも敏感に。間違いはしっかり分析を
IELTSには問題の出題形式が7〜10種類もあります。そのため、それぞれに対応した答えを導き出すスキルが要求されます。例えば、TOEICやTOEFLでは4つの選択肢から1つ答えを選ぶという形式がとられていますが、IELTSの場合では、5つの選択肢から2つの答えを選ばなければならないことも。個人差もあると思いますが、IELTSの勉強を自分で進めていくのは少し難しいかもしれませんね。十分な資料を揃える、解説をしてくれる人を見つける、模擬試験問題集などで出題形式をあらかじめ頭に入れておくなどの準備が必要でしょう。
問題の傾向としては、ここ何年かの話題のうち、戦争や宗教といった特殊な内容を避けた一般的で中立な事柄が出題されます。そのため、日頃から新聞の記事やコラムを読んだり、ラジオやニュースから情報を取り入れておくとよいでしょう。
いざ取り組んでいく際には、自分で時間を計りながら模擬試験問題集を解き、間違いをしっかり分析することが大切です。もし10問間違えてしまったのなら、その半分の5問は正解に近かったものかもしれません。この5問をなんとか克服していくよう、学習を進めていきましょう。
James先生お薦めの問題集
「IELTSの問題集はたくさん出ていますが、ケンブリッジ(Cambridge University)が出版している本がお薦めです。ケンブリッジ自体がIELTSのテストを作成しているため、本の内容もアップデートされていて正確ですから」
- Cambridge Practice Tests for IELTS 1
by Vanessa Jakeman and
Clare McDowell
Cambridge University Press, 1996
(ISBN 0-52149-767-1)
- Cambridge IELTS 2
by UCLES
Cambridge University Press, 2000
(ISBN 0-52177-531-0)
- Insight to IELTS
by Vanessa Jakeman and
Clare McDowell
Cambridge University Press, 1999
(ISBN 0-52162-931-4)
- Excel at Academic English
by Anglia Polytechnic University
at Cambridge
- IELTS Practice Now
by Carol Gibson, Wanda Rusek and
Anne Swan
Centre for Applied Linguistics in the University of South Australia, Adelaide, 1996 (ISBN 0-86803-142-9)
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テストの流れ
LISTENING
(30分) |
4セクション40問
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READING
(60分) |
3セクション40問
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WRITING
(60分) |
2問(150語と250語)
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SPEAKING
(10〜15分) |
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| 合計 約2時間45分 |
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