ヘソ曲がりの部屋づくり
in Vancouver


 いよいよ4月、待ちに待った春到来。日本の年度の変わり目であるだけに、このタイミングでバンクーバーにやってきた人も多いのではないだろうか。ユースホステルやホームステイ暮らしをしつつ部屋を探している、そんなキミたちに向けて、今回のOops!は一風違った住まいづくりを提案。「とりあえず生活するだけの部屋なんてイヤ!」、「せっかくカナダに来たのだからカナダでしかできない暮らしをしたい。」、「他の人とは一味違う部屋に住みたい…」。そんなヘソ曲がりのキミ、さぁ今すぐ自分流の部屋づくりをはじめよう!
■ヘソ曲がりはテイクオーバーしない
 バンクーバーで住まいを探そうと思ったら、@ホームステイする、Aシェアメイトになる、Bテイクオーバーの物件を探す、といった方法が一般的。しかし@Aの場合、ホストファミリーや部屋のオーナーの手前いろいろと気を使ってしまうもの。Bはトラブルが多いというし、そもそもテイクオーバー代が高い。「じゃあ別の方法は?」と考えてたどり着くのが、「空き部屋探し」だ。家具もないまっさらな状態の部屋を借りて、一から自分で揃えていく。お気に入りの家具を買いに行ったり、インテリアの色を自分の好きなトーンでまとめたり。面倒くさがり屋にとっては苦痛な作業も、考え方を変えれば楽しい体験だ。
頑張れ、ヘソ曲がり!
■ ヘソ曲がりは住むエリアにこだわる
 住むエリアだって自分で決める。「ノースショアの山々が見える部屋に住みたい」、「毎朝イングリッシュベイを散歩できるところがいい」、「ダウンタウンの夜景を満喫したい」。それぞれの夢があるだろう。そうは言っても学校や職場を考えると、やはりダウンタウンへ毎日通える範囲で選びたいところ。そこで有力候補となってくるのが、以下の5エリアだ。
 お気に入りの暮らしの拠点を探すからには、晴れた週末の一日などを使ってそのエリア一帯を歩いてみることをお奨めする。景色、日当たり、スーパーや飲食店など、自分が求める環境がそこにあるかを入念にチェックしたい。チェックポイントに優先順位をつけて、ある部分ではこだわり、ある部分では妥協するということも視野に入れておこう。
ノースバンクーバー
バンクーバーの自然をより身近に感じられる静かな住宅街。交通・買物の便がいいLonsdale Avenue付近に3・4階建てのアパートが多く建っている。レントはDTに比べると安め。
Access to DT:バス、シーバス
Shopping:Lonsdale Quay、Lonsdale Avenue
Neighborhood:Lynn Canyon Parkなどがある山手は自然でいっぱい。


ウェストエンド
高層アパートメントが多く物件豊富。ダウンタウンの夜を楽しんでも徒歩で帰れるのがうれしい。場所によってはイングリッシュベイやノースショアの山々が望める。
Access to DT:徒歩、バス
Shopping:Robson、Granville、Denman、Davieなど多数
Neighborhood:スタンレーパーク、イングリッシュベイなどがあり環境は良いがエリアによっては騒音が気になる所も。


キツラノ
地元の若者に人気No1のホットなエリア。3・4階建てのアパートが多いが、人気の高いエリアだけにレントは少し高め。
Access to DT:バス#4、#7
Shopping:4th Avenue、Broadwayなど
Neighborhood:ビーチバレーのメッカ“キッツビーチ”近くには、おしゃれなレストランなどもあり賑やかな雰囲気。


UBC周辺 (West Point Grey)
UBCの学生、職員などが多く住んでいる閑静な住宅街。カナダ人学生と一軒家やベースメントスイートをシェアなんて住み方が可能。住宅情報は、UBCのバス停や学生会館の掲示板などでGETできる。
Access to DT:バス#4,#7,#10
Shopping:10th Avenue
Neighborhood:ジェリコやロカルノといった静かなビーチも豊富。散歩やMTBが楽しめるトレイルが何十本も入り組んだパシフィック・スピリット・パーク等もあり環境は抜群。


バーナビー
バンクーバーに隣接する郊外都市。アパートやスイートのレント、タウンハウスのシェアなど多様な物件有り。
Access to DT:バス、スカイトレイン
Shopping:Metrotown
Neigborhood:Metrotown付近が便利で人気のエリア。
■ ヘソ曲がりは「住みかた」を決める
 バチェラーなどを借りて一人暮らし、またはベッドルームつき物件でシェアメイトを探す、タウンハウスを借り切って部屋ごとにシェアする。いずれにしても、自分が主導権を握り、全てを決めていくのだ。月々に家賃として払える額を自分なりに設定し、懐具合と相談しながらどのように住むのかを決めよう。
 この他にも、シェアハウスの一部屋に転がりこんで自分流部屋づくりにいそしむ、という方法も。この場合オススメなのがUBC周辺。UBCの学生たちが借り切ったシェアハウスの入居者募集情報は、UBCキャンパス内のバス停やステューデントユニオンの掲示板などに多く貼り出されている。
■ ヘソ曲がり は物件情報探しも手を抜かない
空き部屋の物件情報は、やはりVancouver SunやProvinceなど、地元紙のCLASSIFIEDが最有力。物件によっては1 year leaseなどの条件が提示されていたりもするが、交渉次第では半年での契約をしてくれるところもある。それに、たとえ1年住めなくても、次に入居してくれる人を自分で見つけて部屋を引き継げばいいので、どうしても住みたい部屋が見つかったのなら、マネージャーさんに相談してみよう。
また、ダウンタウンなどの住宅地を歩いていると「VACANCY 1BR」なんていう看板を目にしたことはないだろうか。これこそまさに「空き部屋あり」というサイン。このように実際に住みたいエリアを歩いてみるのが何と言ってもオススメの方法だ。
※契約時の注意点、入居してからすべきことなどは今号の「生活ガイド」を参照 。
  
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