Oops!パクリ企画
探偵
Vancouver スクープ

 

調査依頼 その4:文化の違い?大をしながらトイレで咳払いするカナダ人の秘密

★依頼人からの手紙

 私は日頃から疑問に思っていることがあるんです。カナダに来てやたらと気になり始めた事なんですが、トイレに入っている人(男の大便所)が、何故か「フンッ、ウン」と咳払いをするんですヨ。おとなしく用を足すのが慣わしとなっている日本人としては不思議で仕方がありません。どうしてなのでしょうか?最初は特定の人だけかなと思っていたのですが、どうやらそういう場面によく遭遇するんです。どうでもいい事なんですけど、「これも文化の違いかなあ」とか思ったりして…。是非、私のこのささいな疑問を解明して下い。

★探偵紹介

 今回この異色(異臭?)の調査依頼を担当することになったのが、探偵いもサンド氏。カナダでのワーホリ生活を充分満喫し、今や帰国する日を待つばかりとなった彼、実は「司法書士資格保有者」にして「関西国際空港勤務経験有」という、ある種異色な経歴の持ち主。調査依頼の内容を聞いた局長から真っ先に指名され、「俺のイメージってそんなんかい」とボヤいてはいるものの、「ねぇねぇ、どっかいいトイレ知らない?」と手当たり次第に聞いてまわるなど、ナニゲに誰よりも鼻息の荒い探偵だ。そんな彼の、最後(?)の奮闘リポートに乞うご期待!
 Oops!で働き始めて、かれこれ9ヶ月。Oops!のために一生懸命やってきたつもりだし、日本にもうすぐ帰国する。なのに、トイレの取材。しかも、内容が内容。トイレに対するこだわりは?そんなモンあるわけないでしょ!ただ、野球部の監督に「飯と大便は早く終わらせろ!」と叱咤されたくらいですかね。ほんとにOops!は最後まで私に試練を与えてくれる。しか〜し、引き受けた以上は何としてでもやり遂げてみせるぞ!

調査1:本人に直撃!

 お便りだけでは、調査するには情報が不充分。そこで、調査の依頼主に会って、もう少し情報を集めることに。
まずは、その時の様子を聞いてみた。
 「トイレに入って、大用に先に人が入っていると咳払いをするんです。まるで、自分の存在をアピールするかのように…。どうやら、単なる偶然ではなくて、私に聞こえるようにしているような気がします。咳払いじゃなくて、『ガサガサッ』と物音を立てたりする時もあるような…。」
 トイレといっても、いろんな種類がある。当然、1人しか入れないトイレではそんな場面に遭遇するのは不可能。では、どういったトイレで咳払い現象が起こるのか聞いてみた。

 「そういえば、あまり大きくないトイレのような気がします。具体的にいえば、大用が1つ、小用が2つくらいの規模ですね。」

調査2:男子用トイレ(大)の咳払い現象、その真実はいかに!聞き込み調査スタート

 依頼主には申し訳ないが、「本当にそんな現象が起こっているのか?」という疑問はぬぐいきれない。そこで、まず、この現象を他にも見聞した人がいるのか、聞き込み調査を始めることに。
証言その1(日本人男性)
「そんなことはないんじゃない。気のせいだよ」
残念ながら、こういった意見がほとんどだった…。
証言その2(カナディアン男性)
「そんなこと意識した事がない」
こちらも残念ながら、日本人の男性と同様にいい情報は得られなかった…。
言その3(ヨーロッパ人男性)
「確かに咳払いしてるよ!」
しかも、この男性はその理由まで指摘してくれた。彼は、自分が大をしているときに、無理やりドアを開けられそうになったことがあるらしい。なので、咳払いをして、「僕はここにいるからドアは開けないでね!」と信号を送っているというのだ。
 そして、以前に質問したことのある日本人男性から重要証言が!
証言その4
「そんなことはないと思っていたんですが、確かに咳払いしてました!」。
おおっ、これは!

何でこんなことしてんだ,俺・・・

調査3:実際現場を取り押さえるべく、追跡調査(?)…

 と言っても、ずっとトイレに張り込むことになるのか?張り込むといっても、先にトイレに入って待っているのでは意味がない。かといって、トイレに人が入るたびに確かめに行くのか?運良く遭遇できた場合は、その人に「今どうして咳払いをしたんですか?」って聞くことになるのだろうか?う〜んキビシイ。しか〜し、とにかくやるしかない!まずは、ちょうど良い大きさのトイレを探し、張り込みをすることに…。
 張り込みを試みたトイレは2つ。共に、ダウンタウンにあるオフィスビルの中にあるトイレだ。トイレの近くに張り込みをして、人がトイレに入る度にチェック!が、何度チェックしても“大”の現場を捕まえる事ができない
 こうやって数日が過ぎていく…

よし、ここでいいかな。
怪しまれないように・・・。
そして、遂に、張り込みの収穫が!
今度は“大”だった!そして、その主は、「咳き込み」ではないけれど、やはり異様な行動を取っていた!!!
 彼は中で新聞を読んでいたのだが、探偵がトイレに入ると、その新聞をわざわざ囲いの下からはみ出すように新聞を読み始めたのだ!!!
何故、こんなことをやる必要があるのだろうか?自己アピール?それとも邪魔をされたくないからか?「えくすきゅーずみー?」とインタビューを試みるも、「何だ、こいつ」という視線がこちらに向けられた。「ねばーまいんど」と言うしか出来ず…。やはり怪しまれて答えてはもらえなかった。原因は追求できないまま、当人はオフィスに戻っていった…。

これは何を意味するのか?

調査4:作戦変更!

咳払いではなかったにしても、自分の存在をアピールするような行動をトイレでとっているカナダ人がいることは確認済。でも、その理由はつかめない…。そこで、次の手は、知り合いのカナディアンをわなにかけて原因を追求することに。彼には一切事情を告げずに食事に行き、トイレに行かせて確認する。確率は低いかも知れないが、もし、彼が咳払いをしてくれれば、真相を詳しく聞けるはず。
しかし、少し詰めが甘かった!夕食だったため、大をする欲求は湧かず、トイレに行くことすらなかった。しかも、こちらが満腹に。そして、なんと私が先にトイレに行ってしまった。これは、大失敗だ!朝食か昼食の方が良かったか!!

調査結果

 残念ながら、現場を押さえることは出来なかった。約10日間の調査も実らなかった。もう少し時間があればと悔やまれる。未完全ながらも調査の感触では、このトイレ現象はどうやら本人が無意識のうちに“してしまっている”可能性が高いと思われる。
 そんな深層心理を探偵なりに仮説分析してみると…、
  1. 単なる自己主張の表れ!
     日本人はどちらかというと、大をしている時に、人が入ってくるとひっそりと自分の存在を隠すかのように静かにふるまう傾向がある。これも、自己主張が足りないと言われる日本人だから?一方、自己主張が強いと言われるカナディアン。この咳払いはその表れなのか?トイレにいるときまで自己主張するカナダ人…。日本人も少し見習うべき??? 
  2. 静かに用を足したいだけ!
     確かに、トイレぐらいはゆっくりと、静かにしたいのもうなずける。ただ邪魔をされたくないから、咳払いすることによって、俺のなわばりを荒らすなという信号を発しているのだろうか?
  3. 照れ隠し?
     皆さんはないだろうか?小学校のとき学校で大をすると、みんなにいろいろと言われたことは…。何かすごく悪い事をやったかの様に…。カナダではどうなのかな?無意識のうちに、照れ隠しのつもりで咳払いをしているのかも。(ちょっと、これは無理があるかな…)

    以上のことが仮説として考えられるが、真相は闇の中…。でも、このトイレ疑問について、「本当だったよ」「確かにそうだ」など、読者の方からの有力情報をお待ちしております。引き続き追跡調査(?)をしたいと思います。もう充分だって(笑)。う〜ん、皆さんの「くだらな〜い」「なんでこんなことを調べてるの」という声がきこえてくる。しか〜し、こんなくだらないことでも、疑問に思っている人がいる限り、またバンクーバーに戻ってきて、調査しますよ! 皆さんのこんなくだらない疑問お待ちしていま〜す。それでは。
  
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