大きな買い物だから失敗はしたくない!

「賢い中古車の買い方」

カナダに来てまず驚くのはその広さ!それもそのはず、カナダはロシアに次いで世界で2番目に大きな国なのだ。この広大な国、カナダでの重要な足といえばやっぱり車。ちょっと郊外に出かけたい、大きな買い物をしたい、などという時に車はと〜っても便利!「新車はとてもじゃないけど手が届かない・・・」というキミにとって、中古車は経済的にも魅力的でしょ!でも、当たり外れがあるっていう点がちょっと怖いのも事実。そこで今回は「これから車をゲットするぞ!」と意気込んでいる人達必読の「中古車の買い方」について。しっかり読んでノウハウをインプットしちゃおう!

 
まずは情報収集だ!
カナダでは中古車売買はとってもポピュラー。日本ではお目にかかれないような年代物の車が、フツーに走っている光景に驚いた人も多いはず。それだけに中古車マーケットの規模も大きく、色々な所から情報収集が可能だ。
中古車を買うには、大きく分けて3つの方法がある。 @ディーラーを通して買う
A個人から買う
Bオークションを利用する、という方法だ。
個人から買う場合に利用したいのは、新聞や口コミ方面からの情報。日系の新聞はもちろんだけれど、情報量の多さで群を抜いているのが地元紙の「BUY&SELL」。これは、毎週木曜日に発行されている物品売買専門の新聞で、毎週これでもかというほどの数の車が売りに出されている。
ディーラーから買う場合に頼りになるのは自分の足!「○○ディーラーがいいよ!」というような評判を聞きつけたらまずは足を運んでみる。バンクーバーには、車のディーラーが集中している地域があるので(例えばKingsway沿い)、何軒もハシゴして情報収集するのも賢い方法だ。めぼしい車を見つけたら友達に教えてくれるように頼んでおいたり、ストリートに「For Sale」の張り紙をした車が止まっていないか目を光らせるなど、常にハイエナのごとく情報を嗅ぎまわる努力が実を結ぶのだ。


ディーラーと個人、どっちがいいの?
 ディーラーから買う場合の利点としては、ある程度値段の張る車についてはしっかりと整備、定期点検等がなされていることが挙げられる。逆に個人から買う際のメリットは、ディーラーよりも安値で手に入る、PSTがかからないなどの点だ。
 しかし、ディーラーであっても、3000ドル以下の安い車にあたっては、定期点検など余り念入りに行わないことも多いのだとか。だから、安い車を買いたいのなら、ディーラー、個人共に、クオリティーの面からいうと自分の目を信じるしかないということだ。ただPST(州税)がかからないという点で、個人から買ったほうが安上がりになる。しかし、何かあったら後々相談できるなどの点では、ディーラーのほうが安心という見方もできる。どちらにしても売り手を信用出来るかどうかを見極めるのが1番のポイントだ。


個人から買う場合の注意点
値段の張る車を個人から買う時に気をつけたいのが、その車が実は売り手ではなく、銀行等の金融機関所有のものかもしれないということ。つまり、その車が売り手によってリースされていて、期限切れ前に勝手に売りに出されている可能性があるのだ。つまり、その車の本当の持ち主は金融機関だということになる。もしそれを知らずに購入して、後々見つかってしまったら、車は金融機関に没収されてしまう。このような場合、法的措置を取っても結局買い手にはなんの権限もないのだとか。こうしたトラブルを避けるためにも、購入前にICBCに連絡を取り、その車がどのようなステータスなのかをちゃんと調べてもらう(Vehicle Lien Search)ことをオススメする。(料金は20ドル程度)
ディーラーから買う場合は、こういったトラブルが無いという点で安心だ。売り手がどんなに良いことばかり言っていても、チェックには念を惜しまないで!ちなみにリースを引き継ぐ場合には、必ず金融機関、リースしている本人、あなたの3者で話し合うこと!
 Lien Search、事故歴チェックなどはDrivers Services Centerで出来る。以下は、バンクーバー市内にあるセンター。
・4126 MacDonald St. 
・245-800 Hornby St. (Robson Square内)
営業時間は共に月〜金:8:30〜4:30、電話での問い合わせは、604-661-2255まで。 


チープな車の落とし穴って?!
 「1500ドル以下の車、価格はとっても魅力的だけれど、やっぱりそれなりなのかなぁ?」と疑問に思っている人も多いはず。チープな車を買うにあたって、まず心配なのがクオリティー。安くても、買ってすぐ壊れてしまっては元も子もない。じゃあ、どうやって良し悪しを見分けるかと言えば、車に詳しい知り合いに一緒にチェックしてもらう、過去に修理した証拠(レシートなど)を見せてもらう、買う前に整備士に点検してもらうことなどが挙げられる。
点検は、通常100ドル以下でエンジンやトランスミッション、ステアリング、ブレーキなどのメジャー部分をチェックしてくれる。もし欠陥が見つかっても、例えば500ドルで売りに出されている車なら、エンジン修理に1000ドル費やしてもマーケットバリューより安い場合もある。15年以上たっているような古い車は、その時状態が良くても後々なんらかのトラブルが生じる可能性が高いことを念頭に購入しよう。もちろん、中にはトラブルフリーで走り続けるタフな車もあるので一概には言い切れない。
BUY&SELLなどでは、“Needs engine repair.”や“Needs brake work.”などのように修理の必要な箇所が記されていることも多い。安くてもいい車はあるので、時間をかけてなるべく沢山の車を見比べることがコンディションのいい中古車をゲットする秘訣なのだ。


良い中古車ゲットのカギ
 まず、売り手からの情報と値段のつじつまが合っていることが大事。年代の割に走行距離が少ない、エンジンやトランスミッションもOK、外観、内装共に良し、売り手いわく事故歴なし、なのに激安というような車は何かあると疑ってみること。(ただ中には引越しなどのため安値で売りに出す人もいるので一概には言えない。)さらに大幅な値引きもOKというような場合も、それだけしても売ってしまいたい理由があるハズと考えよう。
年代の割りに走行距離が異常に多い、オーナーがめまぐるしく替わっているような場合も、その理由をディーラーまたはオーナーに詳しく聞くこと。購入を決める前に、オリジナルのRegistration Formを必ず見せてもらうのもお忘れなく。これには車、オーナーの名前、車のシリアル番号(Lien Searchや事故歴をICBCにチェックしてもらうのに必要)などの情報が書いてある。車を個人から見せてもらう場合、必ず日中の明るい時間帯に見せてもらおう。試運転はできたら市街地、高速の両方で行うのも大事なポイント。エアケアがあるかどうかも必ず確認するように。


オークションで競り落とす!
車のオークションはカナダではとってもポピュラー。というのも、うまくいけば比較的新しい年代の車が驚くほどの安値で手に入ってしまうからだ。まずはオークション会場を見つけ、いつ、何時からオークションが開催されるのかの情報をゲットしよう。(ウェブサイト:www.auctionvancouver.comを参考に。)
オークション会場は大抵、古めの車を競り落とすエリアと、比較的新しい車を競り落とすエリアの2つに分かれている。自分の希望するエリアに行き、オークションが始まる前にめぼしい車の車体やエンジンのチェックをしておこう。あとは欲しい車の出番がきたら競り落とすだけだ。正直なところ、アナウンサーが何を言っているかはカナダ人でも難解なほど早くて癖がある。出来ればカナダ人の友達に頼んで一緒に来てもらうと心強いところだ。
値段は古い車で300ドル位から競りが始まる。競る相手がいなければ、その車は300ドルでキミの物というわけだ。(但しこの他にTAXやサービス料などがかかる。)ちなみにオークションに出ている車は、ディーラーから渡ってくるものがほとんど。もちろん、中には故障箇所がある車もある。但し、どの車もオークション会場まで実際に運転されてきたものなので、走るという点では心配なし。(次の日の保証は出来ないけどね。)全車エアケア有りなのも嬉しいところだ。
オークションで車を買った場合、会場で保険に入らないと運転して帰れないので、保険料(基本的なもので1日約30ドル程度)も念頭に入れて予算をプランしておこう。

 
中古車ゲットQ&A
Q:よく中古車売買の欄で「エアケアあり」と書いてあるのを見かけますが、エアケアが無い車は買わないほうがいいのでしょうか?

A:エアケアとは「空気をケアする」ことを目的に実施されているもので、バンクーバー周辺ではエアケアがないと運転を許可してくれない都市がほとんどです。内容は、車から出る排気ガスのクリア度チェックです。これに合格しないと基本的に保険に入れません。保険に入れないということは、運転が認められないということになります。但し、落ちてもコンディショニングパスという許可が得られ、3ヶ月〜1年の保険に入れます。中古車を買う時は、出来ればエアケアありのものを買うとゴタゴタがなく、手続きもスムーズです。車を自分でエアケアに持っていく場合は、ICBCのウェブサイトでエアケアセンター所在地などの詳細が確認できます。
・ICBCのウェブサイト:www.aircare.ca

Q:ある人から車を見せてもらうことになりましたが、いつも携帯電話でしか連絡が取れません。それに、何台も車を売りに出しているようなことも言っていました。信用していいのかな・・・。

A:売り手が信用できるかを見極めるには、いくつかのポイントがあります。
・携帯電話やページャーでしか連絡が取れない。
・オリジナルの「Vehicle Registration Form」を見せてくれない。
・車を見せる時はいつも車を買い手のもとに持ってきて自宅の所在地を明かさない。
・車を何台も売りに出している。
・このうち、2つ以上当てはまるのなら、余り信用出来 ないと考えていいでしょう。
 
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