ドキドキ・・・カナダ体験!!

バンクーバーで新ギネス記録誕生!?

バンクーバーの英語学校の先生がとんでもないことを考えた!現在ギネスブックに掲載されている「24時間連続授業」の記録を破ろうというのだ。その情報を聞きつけたOops!はすかさず現場にレポーターを派遣、一見無謀とも思えるこの挑戦を徹底リポートすることとなった。果たして新記録は達成されるのだろうか!?

ギネス記録挑戦の舞台となったのはGastownにあるESLスクール、Language Repair Shop。そしてこの仰天授業に挑むのは、型破りな指導方法で定評のある(?)ケビン先生(30)と有志で参加した23名の生徒さん。
この度のミッションは「25時間連続授業の達成」。長丁場を睨んだ生徒たちは、クッションを持参したりスナックを買い込んだりするなどの気合の入れよう。ケビン先生も「現在勉強中」というギターをスタンバイ、生徒たちを退屈させないようにと工夫を凝らす。
Sat.03/23 09:00am
教室の中央で円陣を組んだケビン先生と生徒たちによる掛け声で、いよいよ授業スタート。まずはケビン先生から授業に関する説明が。教材は「数年来授業で使用してきた」というギネスブックそのものだというから面白い。数々の珍記録をひも解きつつ、語彙、文法、発音などを勉強していくというわけだ。
円陣を組んで授業開始

Sat.03/23 11:10am
 「ギネスは自分にとって?」という内容を織り交ぜた生徒たちの自己紹介が終わると、ケビン先生による「ギネスとは何か」の紹介。ギネス家はアイルランドの富豪で、黒ビールの「Guinness」ブランドを世に送り出した企業として世界的に有名。そして意外にも、バンクーバーのダウンタウンとノースショアをつなぐライオンズゲートブリッジは、実はギネス家が建設したものとのこと。今回挑戦している世界の珍記録集「ギネスブック」は、1953年にギネス家によって創刊されたそうだ。

Sat.03/23 01:00pm
 つづいての授業はギネスの記録に関連したロールプレイ。ケビン先生から「世界一○○な人が登場する寸劇を演じよ」というお題を与えられた生徒たちは、いくつかのグループに分かれて企画を練る。ストーリー、配役、プレゼンテーションのしかたなど、全て英語で話し合う。そう、これはあくまでも授業なのだ。
生徒もノリノリ!名演技が続出

Sat.03/23 02:40pm
やや遅めのランチブレイクを挟んだ後もギネス一色の授業は続く。ギネスブックに登場するトピックについて皆で話し合ったり、クイズを出し合ったりするなど、風変わりな授業は果てしない広がりを見せる。

Sat.03/23 09:00pm
授業開始より12時間が経過しても、ケビン先生と生徒たちの怒涛の勢いは衰えを知らない。紙切れに書かれた単語を、言葉を使わずに身振り手振りで伝える「深夜のジェスチャーゲーム」も盛り上がりを見せる。
授業内容もギネス一色

Sun.03/24 04:30am
日付が変わり日曜未明。煌々と灯りが点る教室では、依然として様々なアクティビティが続く。しかし授業開始から19時間。さすがにここまで来ると、ちょっとした油断を突いて睡魔が襲ってくるようだ。時折頭をグラッとさせる生徒の姿が見られるようになる。窓の外からは、夜明けが近いことを告げるカラスの鳴き声が聞こえてきた…。
「もう少し、頑張ろう...」

Sun.03/24 07:10am
22時間経過。生徒たちの疲労も極限に達しようとしていた。レポーター自身も眠気のピーク。矢印型の尻尾をもった睡魔が槍を手に狡賢く笑いかけてくるのが目に見えるようだ。これって幻覚?やばっ、オレ今、一瞬寝てた…。
しかしケビン先生は未だパワー全開。先頭にたってストレッチを行い、超ハイテンションなトークで生徒たちの覚醒を促す。
さあ朝のストレッチ

Sun.03/24 08:30am
 LRSスタッフお手製の朝食で再びパワーを得たケビン先生と生徒たちは、最後の授業に挑む。ここからは眠気に打ち克つべく、体を動かしながらのレッスンだ。

Sun.03/24 09:59am
開始から24時間を過ぎ、いよいよ「記録達成」のとき。内容盛りだくさんとなった“仰天授業”は、一人の脱落者を出すこともない替わりに、数え切れないほどの笑いと思い出を残しフィナーレを迎えることとなった。
 ケビン先生の音頭でカウントダウンが始まる。そして時計の針が午前10時を指したところでとうとう「記録達成」。教室は生徒たちの歓声で包まれた。みんな、眠気に耐えてよく頑張った。感動したっ(涙)。でもオジサンはもうクラクラ…。
しかし今回の「記録達成」、ギネスブック掲載のためには、実際にはいくつかの関門がある。この記録申請が受理されるか、そして2003年版刊行までに記録が破られないか、ということである。人事を尽くして天命を待つ。もう祈るしかない…。
あと一分
「記録達成」を喜ぶケビン先生と生徒たち


****ケビン先生、記録挑戦を終えて。*****
「生徒たちの笑顔と楽しい発想のおかげで25時間があっという間に過ぎたよ。ボクがデブでバーコード頭の70歳のジジイになって、もしまたこの記録に挑戦したら、そのときはOops!の表紙に載せてくれ。見出しは“Oops, I did it again.”どうかお願い…。」最後までしっかり笑わせてくれるケビン先生でした。
目標達成のケビン先生