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ドキドキ・・・カナダ体験!!
特殊メークスタジオ訪問!
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ハリウッド・ノースと言われるバンクーバーでは、ハリウッドの映画やテレビドラマのロケが盛んに行われ、映画スタジオや俳優養成所も数多い。
そこで、今回はいまやSF映画界にはなくてはならない特殊メークのスタジオにおじゃましちゃいました!!!
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華やかなハリウッド映画の世界の舞台裏に潜入!!
「ハリウッド・ノース」(北のハリウッド) と呼ばれ、北米第二の規模を誇るバンクーバーの映画業界。街を散策中に、撮影現場に出くわすことも珍しくなく、映画を身近に感じている人も多い。今回取材に伺ったのは、この映画業界において不可欠な存在である「特殊メーク」を専門に手がけるスタジオ、「FLESH
& FANTASY」。彼らの生み出す「特殊メイクアップ」が一体どんなものなのかをみなさんに紹介しよう。
製作現場をレポートする前に、「特殊メーク」についての簡単な説明をしたいと思う。「特殊メーク」とは、@直接、顔や体に施すもの A実物そっくりのオブジェ製作 Bいわゆる「かぶりもの」の製作と大まかに3つに分類出来る。「FLESH
& FANTASY」では主に、AとBを手がけているそうだ。例えば、2年程前に公開されたハリウッド映画「FINAL
DESTINATION」の中で、踏み切り上で立ち往生した車に電車が激突し、その際、車体の一部が男子学生の頭を切り飛ばすというワンシーンがあった。この際
、切り飛ばされた頭は、このスタジオで製作されたもの。他にも、エイリアンのかぶりもの、割れた頭、怪我をして骨がむき出しになった手足、など、全て特殊メーク・アーティストによって生み出される。見る者が、思わず目を背けてしまう程、限りなくリアルに近いフェイクを作り出す、これが特殊メーク・アーティストにとっての醍醐味なのである。
この特殊メークに小さい頃から魅せられていた、と言うのは、このスタジオの社長兼、メインアーティストであるRyanさん。彼が幼年期を過ごした70年代後半から、80年代半ばは、ホラー映画全盛期だったこともあり、その時代背景が、幼かった彼の想像力をかきたてたそうだ。「実際、製作に関わり始めたのは14歳の頃から。学校での演劇会用にマスクを作ったり、16mmカメラで撮る映画制作を手伝ったり。アートスクールには行かずに、独学でこの世界を学んだよ。アートの世界で一番重要なのは、やはり持って生まれた才能だと思う。」と語るRyanさんは、彼が作り出す、「グロテスク」なモノとはかけ離れた、優しい笑顔が印象的な好青年。
Ryanさんをはじめとするアーティスト達のオアシスである製作スタジオをお父様であるRoyさんに案内していただいた。
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Ryanさん |
スタジオ内は奇怪なオブジェが並ぶ別世界!!
オフィスから階段を降りて行くと、そこはまるで別世界。何やら不思議な雰囲気が漂っている。この不思議さをかもし出しているのは、部屋の中に所狭しと置かれたオブジェ達。Royさんに勧められるまま、手で触れて気がついたのだが、作品によって素材が全く違うようだ。それもそのはず、限りなくリアルに近い死体などは、豊胸などで御馴染みのシリコンで出来ており、かぶりものは、人間の頭にフィットしやすいように、フォームレイテックス(よく日本で売られている高級な桃などが包んである柔らかい素材)で出来ているそうだ。この2つを含めて、素材の数はなんと12種類もあり、用途や目的によって、例えば同じ「手」でも、そのシーンのメインの役割をするものはシリコンで、バックグラウンド的役割のものはポリフォーム(フォームレイテックスに近い素材)という具合に異なるそう。シリコン製のものは、より実物に近い分、一番値段が高く、製造過程も@ファイバーグラスで型を作る A型にシリコンを流し込む B固まったら色付けや、毛髪、義歯などを植え込む とかなりの時間を要する。
ちなみにシリコンのお値段は、55ガロンで$8000(!)だそうだ。作品の値段は、素材や大きさ、どの位の技術を要としたかなどによって変わってくるそうで、シリコン製の大きめの作品だと、1体$25.000程するという。また、リアリティーが求められる人間の死体などは、本物の死体の写真(!)を参考に作られるというから、アートの才能以外に、度胸も持ち合わせていなければならないのだ。「女の子は余りやりたがらない仕事だよ。不気味だっていうのもあるけれど、製作の際に使う薬品の匂いや、それが原因で肌が荒れるのを気にするんだよね。」というRyanさんの言葉に、100%納得してしまった私(女)であった。
最後に、このスタジオでは近々、ワークショップを開く予定。この世界に興味を持った人は、彼らのホームページwww.fleshandfantasy.comをチェックして欲しい。
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後ろのポスターはこのスタジオで手がけたハリウッド映画の数々。 |
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