いつもたくさんのメールやお便りをありがとう。定期的に心温まるメールをくれる人も現れて、熊男感激しています。ななかなみんなのお便り全てをのせるのは難しいけど、懲りないで送ってね。

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うちの店のチップ事情
匿名希望 ワーホリ

私はウエストバンクーバーの日本食レストランで働くウエイトレスです。ウエストバンクーバーと言えばリッチな人が多いとの印象ですが、チップは案外に少ないものです。多分ランチのお客さんのチップ平均と言えば10%前後。ディナーでも12、3%平均のような気がします。ディナーでも20%払う人は少ないので、チップを20%払う人といって顔まで覚えてしまうぐらいです。客層はカナディアン(白人)が60%、30%が中国系、10%がその他色々ですが、カナディアンが特別チップが多いとも思えません。数少ないチップを20%以上払う人たちのほとんどはカナディアンですが。逆に数少ない日本人のお客さんは確実に10%以上は置いていってくれるし、身なりの良いカナディアンでも5%ぐらいしか置いていかない場合もあります。私はお客さんを楽しませるという点では、あまりサービスできてないと思いますけど、うちにはすごくお客さんを楽しませてくれるウェイトレスの人もいるし、サービスも遅くはないと思います。料理もまあまあです。良く分かりませんが、西洋料理のレストランとアジア系レストランと比べると西洋料理のレストランに行ったときの方がチップを多く置いたりすると聞いたことがありますが、どうなんでしょう。まあ、うちのレストランには高級感とかは漂っていないですけど。他の日本食レストランとか他のレストランのチップ情報も知りたいです。

(熊男)なるほど。この問題って、話しを聞く人によっても返って来る答えが違うので、なんとも言えない。でも、基本は快適に食事ができたか?によって自分でチップを決めていくことだと思う。どんなサービス受けてもいつも同じ額置くのは、バカだよね。

 

最高のルームメイトに出会った私
匿名希望さん 移民

ルームメートと暮らすことは、難しいとは思いますが、とてもいい体験になると思います。以前私のルームメートだった人は、今や私の夫です。知人の紹介でカナディアンの男性と暮らし始めた時は不安でいっぱいでした。親元でずっと暮らしていたため、他人と暮らすことに慣れていませんでしたし、それも外国人と暮らすなんて出来るはずがないと思っていました。でもカナダ人の女性の友人に、カナダでは男性とシェアすることもよくある話しだと聞いて、挑戦することにしました。一緒に暮らすことになった彼は、思っていた以上にソフトな印象で、最初はゲイかなと思ってしまう位でした。それで私は思い切って、自分が海外の暮らしに慣れていないこと、英語が下手なこと、一人暮らしも初めてだということなどを、あらかじめ話しました。すると彼は、私が語る以上に多くのことを理解したらしく、次の日学校から帰って来ると私の部屋に専用の鍵を付けてくれました。また、英語を話すことが怖くなっていて、部屋に閉じこもり気味だった私にアジア系の友人や英語の上手い日本人を紹介してくれるなど、完璧なルームメートでした。私も彼になにかお返しがしたいと思い、日本料理を作ってお裾分けしたりするようになっていきました。だからといって、すぐに付き合うようになったわけではありません。彼は仕事が順調に進んでお金も出来たため一緒に暮らし初めて1年で部屋を出ていくことになりました。その時に「このまま別れたら単なる他人に戻ってしまう。今までルームメートだったから君と個人的な関係になることを避けて来たけど、これからもたまに僕と会ってもらえないだろうか」と言われ、私達はたまにデートするようになりました。そして、それから2年後に結婚しました。確かにルームメートと暮らすことは問題も多いでしょうが、悪いことばかりではありません。私はたまたまついていたのかもしれませんが……。

(熊男)おのろけ話ありがとう。でもいい話しだよね。ルームメートとして一緒に暮らしたことによって、お互いの生活スタイルが良く分ってるから、結婚後もうまくいってるだろうね。結婚前に同棲するのが是か比かって話しが良く出るけど、俺は賛成だね。

 

熊男ならどうする?
匿名希望 学生 

先日仲間と酒飲んでたら、こないだの熊男の記事の話しになって、俺の友だちの女の子が元ルームメートにレイプされたことが発覚した。彼女はカナダ人の元ルームメートと最初はうまくやってたらしいけど、段々なれなれしくなって来て、ある日一緒にハッパ吸ってたら襲いかかって来たらしい。彼女はちょっとハッパが効いてたからうまく逃げれなくて、やられちゃったそうだ。彼女にも問題はあったと思うけど、はっきりいって俺たち仲間は、泣きながら告白してくれた彼女のために何かしてやりたいと思った。でも、どうすりゃいいのか、わからないんだよな。時間も1年くらい経っているし、その居所もわからないし。熊男ならどうしてやれると思う?なんかいい知恵あったら教えてくれ。

(熊男)はっきりいって、1年以上たってから、このケースを刑事事件にするのは、難しいだろう。警察に行ってもね。でも、そうやって彼女自身が自分の悲惨な体験をみんなに話せるようになったのは、彼女の傷が少しづつ癒え始めてきたんだろう。もちろん、そこにいた仲間のことを相当信頼しているんだろうから、その体験を話せたんだろうしね。たいしたことは出来ないかもしれないけど、そうやって彼女の話しを聞いて、サポートしてあげることが、一番なんだろう。また、こんな怒りのメールを送って来てくれたことも、今後同じような事件を防ぐために役立つかもしれない。

 

バンクーバーが少しづつ好きになって来た
新米主婦さん 移民 

お元気ですか? とうとう21世紀がきました。昔描いていた未来に私達は生きていると思うとなんだかすごいことのように思えます。そんな中で、最近私が気付いた事・嬉しい事を伝えたいなと思います。私は3年前にこのバンクーバーにワーキングホリデーで来ました。なんだか田舎でのんびりしたこの街はすぐに私のお気に入りなりましたが、ほんの3ヶ月で英語の勉強が自分の思うようにいかないことや、カナダ人の怠けた環境などに不満を感じすごく嫌いになりました。1年と少し経ってから、例のごとく彼ができ、その彼が今の主人となりました。私達は、イーストバンクーバーに住んでいるせいもあって、毎日のようにジャンキー、薬中毒の人達を見かけます。本当に、悲しい事です。最近まで、私が本当に感じていた事は、カナダ人はロンリーで、うそつき。フレンドリーなんて上辺だけ。(そんな人ばかりではないことは知っていますが。)このイーストに引っ越したばかりの頃、ある壁に「dream is beautifulDeath isamazing」とありました。なんと悲しいメッセージ。でも、これが彼らの気持ち、この時代の叫びかなと思うと怒りさえ覚えました。病気を防ぐ為、薬を禁止する代りに注射器を無料で配布しているのを知り驚きました。なんて国だと。何が本当で、さらに妄想でなんかわかるわけないです。仕事をしても2500ドル以上稼ぐと半分は税金でとられ、その税金がジャンキーの人などにもっていかれる。働く威力が失われる気持ちもわかります。本当に田舎で淋しいところだなとつくづく思います。だからよけいに嫌いになってしまい、脱出したいなと日本からカナダに来たのにそう思いました。でも、最近私の主人のおかげで色々な人に出会う事ができ、この近所でも友達や顔見知りができてきました。彼らは彼らの辛い過去があり、その中の一人は未だにその過去を引きずっています。カウントダウンの日に自殺をも考えていました。でも、彼ら友達の関係は本当に固いものがあり、お互いに命をたたないように部屋にいるか確認しあったり、いつでも一緒に過ごしています。私は今でも日本にいる良い友達に囲まれているからこういうことが普通に感じていました。それがこっちに来てこういう親友同士の姿を見る事がなかったから本当に驚きました。中には本当に人のことを親身に考える人達もいるのだなと気付きました。この助け合いが何よりも大切な事だと思います。彼らは、年も親子ほど違うけど本当に「バリ」です。その仲間に入れた私は主人のおかげもあるけど、本当にラッキーに思います。やっぱり、どこにいてもこういう友達が本当に大切です。「私は誰?」という問いかけに答えを出すのはなかなか難しいですが、その「誰か」が自分の事を知っているだけで安心します。私と主人は本当に大親友で、いつもくだらないことで笑っているのですが、時々こういうような話をします。実は彼も移民の人でお互いセカンドラングエージだから、色んな事で気持ちが分かり合えています。このダウンタウンイーストサイドは、ある面バンクーバー(カナダ)のリアルな場所だなと私は思います。ここでは1日に何人もの人が死んでいます。ほとんどの人が、ジャンキーや薬中毒の人達だそうですが、裏を返せば1日何人もの人がこの人達の仲間入りしているわけです。この環境では本当に人生を挫折したら転げ落ちる事は簡単で速いです。こんな私のような日本人でもすぐに薬に手を出す事ができ、死ぬ事は簡単です。こういった環境はすぐに変えることできないし、挫折する人はいなくならない。あまりにも広告やアウトサイドだけ奇麗にすること、ファッション、流行などに惑わされ振り回されるこの時代、日本にいてもリアルピープルに会える事は難しいですが、その中でも自分の信じているものは必ずあるし、諦めてはいけないなと思います。改めて分かりました。私が最近好きな言葉「過去には感謝、未来には挑戦」です。今の自分があるのは、今まで歩んできた(経験してきた)自分のおかげです。そして、いつでも上を見上げて歩いていく事です。この世の中、人生まだまだ捨てたもんじゃないと思います。最近、本当に少しずつですが、このバンクーバーが好きになってきました。私にとって大きな喜びです。

(熊男)毎度。ポジティブなメッセージありがとう。現実を見据えた上で、それでもポジティブに生きている新米主婦さんのような人がいることは、嬉しい限りです。またのメールをお待ちしてます。

 

 

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お手紙 バンクーバー裏通り宛て
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