今年もアイスホッケーのシーズンがやってきた!
昨年まではNBAのバンクーバー・グリズリーズを応援する「ダメ熊ダイアリー」と1回おきにお送りしていたのだが、今年はグリズリーズがメンフィスに行ってしまったため(泣)、カナックスが毎回お目見えすることになった。そこでタイトルも「カナックスあらかると」改め、もっと突っ走ってほしいという思いを込めて「GO CANUCKS GO !!」としました。今年もよろしくネ

文/緒留加(おるか)


● プレシーズン・ゲームの結果が出た!
 NHLのプレシーズン・ゲームは既に9月17日から始まり(米国同時多発テロ事件のため、予定より2日遅れてスタート)、カナックスは8ゲーム行なっている。まずはその結果から見てみよう。

(スコアは右がカナックス)
  17日 対サンノゼ   4−3 
  19日 対フェニックス 3−6
  20日 対カルガリー  5−2
  21日 対エドモントン 3−2 OT
  22日 対エドモントン 2−2
  23日 対エドモントン 3−2
  25日 対カルガリー  1−1
  29日 対サンノゼ   4−4

 カナックス、全然勝ってな〜い。結果は1勝3敗3引分け1延長負けだった。特に宿敵エドモントンとは、3日連続で戦って1度も勝てていない(よくてタイ)。プレシーズン・ゲームはベストメンバーで戦っているわけではなく、新人を使ったりしていることが多いからだとむなしい言い訳をしてみるが、そういう条件は他のチームも同じなんだよね。この雰囲気でレギュラーシーズンが始まっちゃったら、どうしよう…とちょっと心配。

バーナビーの8リンクスに練習を見に行って、終了後に出てきたところを撮影。キャプテンのマーカス・ナズランド(左)は骨折の大ケガもすっかり治り、今年の活躍がますます期待できそう。ブレンダン・モリソン(右)は試合中の精悍な顔とはだいぶ違って(!)ポワンとした感じでした。
● 今月の見どころ---上位チームをどう攻めるか
 レギュラーシーズンがスタートしてすぐ、カナックスは立て続けに強豪チームとばかり対戦することになる。
 まず、6日のデトロイト・レッドウィングス。昨年2位(レギュラーシーズンでの順位)の名門チームで、カナックスはなかなか勝てない。昨シーズンのベスト・ゴールキーパー賞を受賞したドミニク・ハシェクが、今年からデトロイトに来て、カナックスとは初めての対戦なので、彼のセーブぶりに注目!
 9日、13日、25日のコロラド・アバランチは、昨シーズンの優勝チーム。今月だけで3回も対戦するなんて‥‥! ただ、現在エースのピーター・フォスバーグが、ケガの治療のためゲームから遠ざかっているので、カナックスにも食い込む余地はあるかも。ホームゲームは13日(土)だけなので、NHL新チャンピオンをナマで見たい人はGMプレイスへ行こう!
 11日のダラス・スターズは3シーズン前のチャンピオン。昨シーズンも5位の成績を残す上位チームの一つだ。カナックスとは相性がよく、ダラスでのゲームでは勝つ確率が高い。11日もアウェイゲームなので、チャンスかも。
 18日のトロント・メープルリーフス戦は必見! チケットが手に入ったら、絶対にGMに行くことをおすすめする。カナダの名門チームゆえにバンクーバーにも熱狂的なファンが大勢いて、観客席はバンクーバーVSトロントに真っ二つ。一方で「GO CANUCKS GO !!」が始まると、追いかけるように「GO LEAFS GO !!」も始まり、大合唱となる。今シーズンからトロントには、かつてカナックスのエースだったアレクサンダー・モギルニーがいて、これがリーフスとして初のバンクーバー入りとなるので、ファンにとってはこちらも楽しみだ。

● ブレ兄弟、今年唯一のバンクーバー戦
 16日のフロリダ・パンサーズ戦が、メディアは最も熱狂するだろう。カナックスの元トップ・アイドル・プレーヤーだったパベル・ブレが、今年フロリダにトレードになった弟のヴァレリーとともに、今シーズンでたった一度の対戦をするために、バンクーバーに戻ってくるのだ。実は2年前の同様のチャンスの時に、パベルはケガを理由にプレーしなかったので、バンクーバーのファンは本当に久しぶりに彼のプレーをナマで見られることになるわけ。ヴァレリーとの息がピッタリのプレーにも注目が集まりそう。