赤いハートに赤いバラ…。 なにやらロマンティックなディスプレイが街に溢れている今日この頃。 そう、あの日本でもおなじみのバレンタインデーです。 でも少し日本のものとは様子が違うよう…。Oops!といっしょにカナダのバレンタインデーをのぞいてみよう!

バレンタインデー 街角インタビュー

カースタンさん
2つのタイプのカップルがいると思う。トラディショナルにバレンタインデーを過ごす人たちとそうでない人たち。チョコレートやテディーベアーを贈ったり、キャンドル ディナーに行ったり。私は2人で映画を見たり、楽しく過ごせればいいわ。彼氏に無駄にお金を使わせたくないしね。子供達の間では小さなカードを送りあったりするよ。

ジェスさん/レイチェルさん
「僕たちはカップルじゃないけど、彼女はボーイフレンドがいるよ。」「予定はまだないけど、たぶん彼氏とディナーに行くんじゃないかな?」 「バレンタインデーは男にはちょっとプレッシャーだね。いろいろ用意しなきゃならないし。お金も使うしね。」「バレンタインデーにボーイフレンドがいないと、ちょっとがっかりするよね。」「日本では女の子が男の子にプレゼントするの?そっちのほうがいいな〜。」

バーバラさん/ブレンダーさん
「今、お腹が大きいので今年のバレンタインデーは2人で家にいますよ。」 「普通は花とか贈るね、一部の人は高級なディナーに行くけどね。」 「ホワイトデー?そんな日があるんだ。」(シャイなダンナさんは写真が嫌いなので隠れてしまいました。)

ワンボンさん
韓国のバレンタインデーは日本とほとんど同じ。ホワイトデーもあるよ。 チョコレートやキャンディーといっしょにプレゼントを女の子が贈る日。 韓国でも最近はバレンタインデーがほんとの意味を失って、チョコレート会社の宣伝になっていることは否めないね。今年は何も予定なし。だって彼女がいないから(笑)

ルシアナさん
ブラジルのバレンタインデーは6月12日。カップルはお互いにプレゼントを贈ります。 私のボーイフレンドはロマンティックな人ではないから、そういうことはあまり気にしてないみたいだけど。普通はかわいい物をプレゼントされますね。花とか。今は離ればなれなのでとても寂しいです

トモヒロさん/ユキさん
「彼氏が日本にいるのでケーキを作ってその写真とチョコレートを送ります。」 「日本にいる彼女が何かしてくれるかな?カードといっしょにOops!を送ります。」 「もうすぐ日本に帰ります。待っててね。マサ!!」「愛してるよ、杏奈ちゃん!!」

〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇

取材こぼれ話
〜カードにまつわる男と女の意識の違い〜
すでに街にはたくさんのバレンタインデーカードが溢れている。カードにまつわる話を取材中にひとつ耳にした。 2月14日のバレンタインデーにそなえて、その1カ月程前からカードが店頭に並びだす。 女性は早くからカードをじっくり選ぶそうだが、ある年の2月14日にカード売り場を通ったら、カードを買い求める男性でいっぱいだったらしい…。 バレンタインデー当日に焦ってカードを選ぶ多くの男性…。この辺に意識の違いを感じます。でもちょっと、ほほえましい話でしょ?!

〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇×〇

 

バレンタインデー 日本VSカナダ  


日本ではバレンタインデーに女性が男性にチョコレートやプレゼントを贈るのが定石となっている。愛する人だけでなく会社内などでは「お世話になっています…」という理由で“義理チョコ”なるものが配られていたりして。「バレンタインデーってイッタイ何の日??お中元、お歳暮みたいなもの?」 と時々思ってしまう。最近は不景気の煽りを受けて、こういうイベント事はバブルの時ほど派手派ではなくなったが、今もなお、高価なプレゼントが贈られていたりして、何となく日本のバレンタインに企業の戦略の香りを感じるのはレポーターだけだろうか…。

最近は以前に比べてコマーシャル的になってきたと言われるカナダのバレンタインデーだが、日本のものに比べるとまだまだ温かく、手作りな的な印象を受ける。ポピュラーなプレゼントはチョコレートにレッドローズそしてカード。アクセサリーにテディベアー、カップルなら男性から女性に下着などもプレゼントするらしい。そして夜は2人でナイスレストランに行って…、というのが一般的な過ごし方。人気のレストランではバレンタインデーの予約が早い時期からすでに入っているとか。お店によってはバレンタインデー用のディナーやディスカウントを設定しているので、気に入ったお店がある人は早めに予約することをオススメする。ここカナダでも、もちろん、高価なプレゼントや高級ホテルに予約を入れる人もいるらしいが、 そう一般的ではないと聞いてすこし安心した。

日本のバレンタインデーとの徹底的な違いは「愛する人に愛を伝える日」という位置付けだろう。日本だと女性から男性という図式が出来上がっているが、ここカナダでは、カップルでお互いにプレゼントやカードを贈りあったり、小学校では友人同士でカードを送りあう。(友人の少ない子供には酷な日らしいが…。) また「誰が自分を愛してくれていて、自分が誰を愛しているのかを、確認し、感謝する日」というコメントも頂いた。

バレンタイン司祭の物語
ところでバレンタインデーってほんとは何の日?と思ったことはないだろか。 「何故、バレンタインデーができたのか?」という疑問に答える話はいくつかあるが、その中でも有名なバレンタイン司祭の話をここでは紹介しよう。

「昔々、ローマにバレンタインという司祭がいました。彼はローマのあらゆる人々から愛され、信頼されており、常に彼の住む寺院には、彼の話を聞きに人々が集まっていました。 ある年、戦争が始まりました。時の皇帝クラウディウスは冷酷な人で、多くの市民を戦地へ赴かせ、長い間、戦火は耐えませんでした。多くの民が兵隊になることを望まず、特に既婚者はその家族との別離を躊躇い、 若いカップルたちも別れを深く嘆き悲しみ、戦地へ赴くことを拒みました。皇帝はこの話を聴き、残酷なおふれを出しました。『婚約している者はすぐにそれを破棄すること。』

多くのローマの青年が悲しみに沈みながら戦地へと赴き、婚約を破棄された彼らの恋人たちはその悲しみのあまり死んでしまいました。そして、バレンタイン司祭もこの哀れな恋人たちの話を聴き、嘆き悲しみました。そして若いカップルたちが彼の寺院を訪れた時、彼はひっそりと神前で彼らを結婚させました。そして、他のカップルたちも秘密に彼のもとを訪ねるようになりました。バレンタインはローマのカップルたちの良き理解者でした。しかし、そんな彼の行為が皇帝の耳に入り、激怒した皇帝は彼を捉え、投獄してしまいました。友人たちの必死の懇願もむなしく、とうとうバレンタイン司祭は牢獄の中で死んでしまいました。その後、彼の親友が教会に彼を弔いました。 時は270年、2月14日のことでした。」

 



無断転載禁止
Copyright(c)2000 By J-wave communications All right reserved